13-3三田の家
物件概要
- 用途
- 専用住宅
- 構造
- S造
- 設計・監理
- 杉浦伝宗(アーツ&クラフツ建築研究所)
- 建築
- 28.64㎡
- 延床
- 95.64㎡
- 竣工年月
- 2000年10月
- 場所
- 港区
- 規模
- 地下1階、地上3階+ロフト
雑誌掲載あり
物件概要
「三田の家」は、エキスパンドメタルで、外からの視線をさえぎりながらも通風性を確保、またトラス階段と居室部分の仕切りにも使うことで、ある角度からはプライバシーを保護しながらオープンな間取りになっています。
ポリカーボネートの建具と対面する階段室のマジックコート塗りの壁が、明るく軽快な室内を演出します。 建物の中を貫く竹が生えている尺庭、その脇の網戸と和紙障子を兼ねた網戸障子の和室が、和の味わいを醸し出しています。
美濃紙の代わりに工事用の養生ネットシートを利用したというすぐれものです。
※杉浦氏が展開する狭小住宅「ちっちゃな家」シリーズの#7で、当時、多くの雑誌、テレビで紹介されました。
都心の限られた土地に、できるだけ広く居室を確保し、採光をとるために、吹き抜けや、トラス階段、坪庭や大きな開口部、ガラスやポリカーボネイトの壁など、いくつかの共通アイテムを盛り込み、2017年11月現在、144件の「ちっちゃな家」が建てられています。 (2018年追記)