119-2青山TNビル
物件概要
- 用途
- 店舗・事務所・住宅
- 設計
- 佐藤元彦・山下まゆみ/スタイル カウンシル アーキテクツ(SCA)
- 構造設計
- 諏訪部建築事務所
- 竣工年月
- 2009年12月
- 構造
- RC造
- 場所
- 渋谷区
- 規模
- 地上8階
雑誌掲載あり
物件概要
青山学院大学西門近くに建つ店舗・事務所・住宅の8階建ての複合ビルである。敷地のポテンシャルを生かすために建蔽率、容積率、高さとも最大限利用して計画している。ガラスと白を基調にした、清潔感のある誰にでも好感をもっていただけるデザインを心がけた。
塔状比の高い建物のために、構造適合性判定(姉歯事件後に新設された制度)ではかなり厳しい条件を課せられ、通常よりゆれの少ない構造となっている。(それでも昨年多くの施工会社が工期延長を余儀なくされた経緯もあり、ここにきてスムーズに判定が行われるようになったとのことである) オーナーは計画が二転三転した経緯があり、2008年11月より設計開始、2ヶ月で意匠をまとめ、2009年4月には上記判定を含め確認済証が交付された。間口が狭い敷地で現場打ちコンクリート杭をあきらめ、鋼管杭で設計、幸運にも隣地の空き地が借りられたので遅延なく工期を収め、年末にはオーナーにこのクリスマスプレゼントを渡すことができてほっとしている。