069-1六地蔵クリニック(南砂町クリニック改め)
物件概要
- 用途
- 医院
- 設計
- 関根裕司/ARBOS
- 構造
- 軽量鉄骨造
- 竣工年月
- 2006年11月
- 場所
- 江東区
- 規模
- 地上2階
雑誌掲載あり
物件概要
以前設計したクリニックを見て、デザインを気に入ってくれた建主からの依頼である。この地域の容積率ではもっと高い建物も建つが、ご希望にそって、敢えて低層で印象的なファサードのクリニックにした。
脳神経外科医として専門領域で活躍されていた建主は、頭痛をを中心とした症状を訴える患者に対して、的確に対応する診療をめざしている。例えば、頭痛に対しては、脳腫瘍、脳卒中などの脳神経外科の領域以外に、整形外科、神経内科などの病気が疑われる。加齢による機能低下にはリハビリテーションによる回復治療が欠かせない。中高年の多いこのエリアでは、効果を発揮する医療機器を充実させることが患者の確保に繋がる。高機能のCTやX線CR装置(デジタル画像読み取り装置)も設置しリハビリテーションスペースも広くとってある。
(関根裕司 談)